展示・イベント幻想と日常の間~西谷祥子・おおやちき・波津彬子

竹宮惠子監修 原画´(ダッシュ)展示シリーズ

幻想と日常の間~西谷祥子・おおやちき・波津彬子


2018年2月1日(木) 〜 5月27日(日)  

京都国際マンガミュージアムでは、退色等劣化しやすいデリケートなマンガ原稿の保存と公開を両立させるべく、京都精華大学国際マンガ研究センターと共同で、精巧な複製原画を研究・制作する原画’(ダッシュ)プロジェクトを実施してきました。
この度、その一環として、新しく作られた西谷祥子・おおやちき・波津彬子3名の原画を元にした原画’(ダッシュ)と、竹宮惠子の原画’(ダッシュ)を展示します。ぜひ御覧ください。

  • 休館日
    毎週水曜
    (ただし、3月21日(水・祝)、5月2日(水)は開館)、3月22日(木)
  • 会場
    2F ギャラリー1・2
  • 料金
  • 主催
    京都国際マンガミュージアム
    京都精華大学国際マンガ研究センター
  • 協力
    トランキライザープロダクト
内容

各作家の原画’(ダッシュ)作品85点

  • 西谷祥子 31点
  • おおやちき 13点
  • 波津彬子 31点
  • 竹宮惠子 10点
  • その他雑誌など

原画’(ダッシュ)について

原画’(ダッシュ)とは、コンピューターにマンガ原稿を取り込み、綿密に色調整を重ねたうえで印刷した、精巧な複製原画。描線の濃淡や色彩の階調など微妙な細部まで再現し、原画と並べても見分けがつかない程の精度を持つ。
マンガ「風と木の詩」「地球へ…」などの作者で、京都精華大学学長の竹宮惠子が中心となって研究を進め、退色等劣化しやすいデリケートなマンガ原稿の保存と公開を両立させるために開発された。2001年より研究を開始、現在は、京都精華大学国際マンガ研究センターを中心にプロジェクトを進めている。


作家プロフィール

西谷祥子(にしたに よしこ)
高知県生まれ。デビュー作は1961年『少女クラブ』に発表した「ふたごの天使」。「マリィ・ルウ」、「レモンとさくらんぼ」、「ジェシカの世界」など、数々の名作を発表し、1960年代以降、週刊誌の登場とともに急成長を遂げた少女マンガをより発展させた作家の一人となった。
初めてマンガの舞台を高校にするなど学園マンガの先駆者としても知られているが、学園ものだけではなく、歴史やSFに至るまで多様な題材を用い、当時考えられていた少女マンガの域を超えた作品をも発表した。

「傑作壁掛けシリーズ「春」」 ©西谷祥子

おおやちき
岐阜県生まれ。マンガ家時代の名前の表記は「大矢ちき」。1972年『りぼん』に「王子さまがいっぱい」でデビューし、その後「おじゃまさんリュリュ」、「回転木馬」などの作品で数多くの読者を魅了した。
繊細で美しく、独特な絵のスタイルで、マンガ家の中にもファンが多い。1970年代後半以降は、文学書の表紙イラストを手がけるなど、「おおやちき」の名前で主にイラストレーターとして活躍中。

「花風琴」©おおやちき

波津彬子(はつ あきこ)
石川県生まれ。マンガ家だった姉、花郁悠紀子のアシスタントを経て、花郁の死後となる1981年、『ALLAN』にて「波の挽歌」でデビューした。『グレープフルーツ』、『プチフラワー』などのレディース誌で作品を発表し、現在では、『ネムキ』や『flowers』を中心に活躍している。
代表作の『うるわしの英国シリーズ』、『雨柳堂夢咄』など、日本的な要素と異国的な雰囲気、ファンタジーと現実の世界を行き来するユニークな世界観と秀麗な画風が高い評価を得ている。

「蔵のある家」©波津彬子

竹宮惠子(たけみや けいこ)
徳島県生まれ。1967年『COM』月例新人賞佳作入選を経て、翌年『週刊マーガレット増刊』掲載の「りんごの罪」で本格デビュー。「花の24年組」の一人として新世代の少女マンガをリードし、1979年度に「風と木の詩」「地球へ…」での2作品で小学館漫画賞受賞。2000年、京都精華大学の教授に着任、現在は、同学学長として、後進の育成に務めている。

「恋人達の時間」(「私を月まで連れてって!」より) ©竹宮惠子

※スケジュール・内容については変更の可能性があります。予めご了承ください。

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