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大マンガラクタ館のロゴ

「大マンガラクタ館」蔵びらき!

こんにちは。アラマタ館長です。
「京都国際マンガミュージアム」に遊びにきてくださっているみなさん。無数のマンガに囲まれて、しあわせですか。もちろん、そうですよね。
わたしたち館内スタッフもほんとうにしあわせなのですが、しかし「くやしさ」もあるんです。というのは、入館者のみなさんに会うことができない「残念なマンガさん」が、地下の収蔵庫に数えられないほどたくさん眠っているからです。
わたしもたまに収蔵庫で発掘作業をしますが、まるで恐竜の化石に出会ったような驚きの発見物に、ちょくちょく巡り合います。だれかに発見されないかぎり、ずっとゴミくず同然に埋もれてしまう本たちですから、くやしくてたまらなくなります。

「残念なマンガさん」を救おうー

わたしたちスタッフはそうした「マンガラクタ」を救助しようと日夜がんばっております。が、なにしろ収蔵庫にある本の数はハンパなもんじゃありません。25万冊もあるんです。
ダンボールにはいったまま誰も中を見たことがないものだって、いくらでもあるんですね。
そこで館長は、決心しました。
残念なマンガさんを一冊でも多く救いだそう。マンガを「クールジャパンの主役」と見ることができるようになったいま、日本の宝がみつけだせるかもしれないのだから。
そう思って、探検し始めましたが、もうほんとうに、ちょっとでもいいからみなさんにおひろめしたくなる発見物のラッシュなのです。

そこで、ちいさなスペースではありますが、「マンガラクタ」のお宝をすこしずつならべてみることにしました。
どうか、眺めてみてください。こりゃ、マンガの歴史に埋もれた宝だよね、と感心するようなものもあるかもしれませんよ。

以上、「マンガラクタ」救済会京都組
アラマタ隊長 こと
京都国際マンガミュージアム館長
荒俣 宏 拝

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「アラマタ館長のお祓い儀式」

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