本日開館

〈少女マンガ〉的世界を詠む ―少女マンガにおけるモノローグと短歌―


2018年3月18日(日) 18/3/18 14:00 〜 18/3/18 16:00 

この度、京都国際マンガミュージアムでは、少女マンガ作品をモチーフとした短歌を制作されている歌人・高田ほのか氏をお迎えし、モノローグが織り成す少女マンガ的世界観と、31文字の中で世界を表現する短歌との共通点をめぐってお話いただくトークイベントを開催いたします。

  • 会場
    2F ギャラリー6
  • 料金
  • 参加方法
    事前申込不要
  • 定員
    30名
    ※先着順
  • 出演者
    高田ほのか(歌人)
    村木美紀(同志社女子大学准教授)
    司会:雑賀忠宏(京都精華大学国際マンガ研究センター研究員・日本マンガ 学会関西交流部会代表)
  • 主催
    京都国際マンガミュージアム
    京都精華大学国際マンガ研究センター
    日本マンガ学会関西交流部会
内容

少女マンガのモノローグに影響を受け、矢沢あい・くらもちふさこ・東村アキコ・ひうらさとるらの少女マンガ作品をモチーフとした短歌を創作している歌人・高田ほのか氏を迎え、少女マンガにおけるモノローグを用いた叙情性の表現と短歌の31文字に込められた世界観の表現とについて、その技法、共通点、関わりを探ります。


-プロフィールなど-

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高田ほのか(たかだ・ほのか)
小学生の頃、少女マンガのモノローグに惹かれ2009年より短歌の創作を開始。関西学院大学文学部卒。2015年未来短歌会入会、歌人・加藤治郎に師事。カルチャー教室4校の講師。様々な企業で短歌の講演や講義を行い、その魅力を5千人以上の参加者に伝えている。

村木美紀(むらき・みき)
兵庫県出身。同志社女子大学准教授。専門は図書館情報学。所属学会は、日本図書館情報学会、日本図書館協会、日本出版学会、日本マンガ学会ほか。ヤングアダルトサービス(公立図書館の中学生・高校生向けサービス)や図書館資料 としてのマンガなどを中心に研究中。

高田ほのか歌集『ライナスの毛布』(書肆侃侃房)について
「なんてこと! 全15巻が一行に!」 ――ひうらさとる(漫画家)
矢沢あい、東村アキコ、くらもちふさこ、ひうらさとるなど名作少女漫画27作を短歌で表現した連作「チョコより甘い恋があるってホントですか?」、そして110首からなる大連作「メリーゴーゴーラウンド」を収録した歌集。
出版社HPはこちら


※スケジュール・内容については変更の可能性があります。予めご了承ください。