ミュージアムの怪談
イリス・デ・ムイ展

京都国際マンガミュージアムではこのたび、フランスの新進気鋭のイラストレーター/児童書作家、イリス・デ・ムイ氏の作品を紹介する展覧会を開催します。

デ・ムイ氏は、アンスティチュ・フランセ日本の5つの支部の1つである、アーティスト・イン・レジデンス「ヴィラ九条山」に今年の3月から滞在し、妖怪に関するリサーチに専念していましたが、本展は、その中で描かれた新作を紹介する京都で初めての個展です。

日時 2015年6月27日(土)~8月31日(月)
◇開館時間:午前10時~午後6時(最終入館は午後5時30分)
◇休館日:毎週水曜日 ※ただし、7月22日~8月26日の水曜日は開館
会場 京都国際マンガミュージアム 館内各所
料金 無料 ※ミュージアムへの入場料は別途必要です
株式会社Too

内容

デ・ムイ氏が子どもたちのために描いた7つのオリジナル妖怪キャラクターを、大きくプリントしたパネルで紹介します。観覧者は、オリエンテーリングをするように、館内各所に展示された作品を探しながら、鑑賞を楽しんでいただきます。

なお、同展は、「リュシー・アルボン展」(2009年)、「ピエール・ガイエフスキ展」(2010年)、「ジェラルディン・コジアック展」(2012年)に引き続き、「ヴィラ九条山」滞在アーティストを紹介するシリーズの第4弾となっています。

イリス・デ・ムイ氏について

パリ在住のフランス人イラストレーター。多数の児童書を手がける一方、ファッション雑誌や高級ブランド(エルメス、ボンポワン)、ボン・マルシェ(パリの高級デパート)やコレットなどのブティック、ロクシタンをはじめ、ビームス、ユニクロ、ジャーナルスタンダード、『エル・ジャポン』誌、伊勢丹など、日本のブランドにもイラストを提供している。2015年度ヴィラ九条山のレジデント。日本文化愛好家。 


「ヴィラ九条山」について

ヴィラ九条山は、フランスが国外に保有する3つのアーティスト・イン・レジデンス* の1つであり、アンスティチュ・フランセ日本が、パリ本部と連携して運営に当たっている。 フランスで既に実績のある芸術家や研究者らが、日本に滞在し、日本の現実の中に溶け込みながら、各自のプロジェクトの実現に努めるための施設として、1992年に開館、2013年から改修工事のための休館を経て、昨年2014年10月4日にリニューアルオープンした。開館以来、現代芸術家や人文科学・社会科学研究などの幅広い分野より、270名を超えるアーティスト、研究者らを受け入れている。リニューアルオープン後は、工芸分野にも門戸を開放し、日仏2人1組のレジデンス形式も導入。
* ヴィラ九条山の他に、ローマのヴィラ・メディチやマドリードのカーサ・デ・ヴェラスケスがある。

※スケジュール・内容については変更の可能性があります。予めご了承ください。
-IMRC- 国際マンガ研究センター
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