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えむえむ連続講座 第1期 第3回 テーマ「『ベルばら』ブームとは何だったのか ―1970年代・女性・革命」

えむえむ連続講座 第1期 第3回

テーマ「『ベルばら』ブームとは何だったのか ―1970年代・女性・革命」

講師:藤本由香里 氏×伊藤公雄 氏×川村邦光 氏

1972年から連載された池田理代子の少女マンガ「ベルサイユのばら」は、社会現象とまで呼ばれるほどの人気を博した。 この「ベルばら」ブームには、1970年代という時代背景も大きく影響しているだろう。1970年代は、少女マンガが黄金期を迎えたと言われ、少女文化が発展した。また、社会的にも、「政治の季節」の終息や消費社会化など、現代につながる時代の転換点であったと言われている。

こと女性に関する状況については、ウーマン・リブなどの新しい女性運動の出現、専業主婦化のピーク、出生率の低下の始まりなど、注目すべき変化があった。 このような時代に、なぜ「ベルサイユのばら」が広く支持されたのだろうか。ジェンダー論の視点を取り入れながら、当時の少女マンガの流れと社会的背景に注目することで、解明を試みる。

開催日 2007年2月11日(日) 午後2時~4時
会場(研究室1)の開場時間は13時30分
会 場 京都国際マンガミュージアム 3階 研究室1
参加費無料

マンガミュージアムに入館いただくためには、別途料金が必要です。
ミュージアム入場料:大人300円,中高生200円

定 員当日 先着50名様

主催:京都国際マンガミュージアム、大阪大学21世紀COEプログラム「インターフェイスの人文学」

第1部 講演「『ベルばら』の時代」
出演:藤本由香里 氏
第2部 パネルディスカッション
出演:藤本由香里 氏・伊藤公雄 氏・川村邦光 氏
総合司会:東園子 氏

藤本由香里(ふじもと ゆかり)
1959年熊本生まれ。東京大学教養学科卒。筑摩書房で編集者として働くかたわら、コミック・女性・セクシュアリティなどを中心に評論活動を行う。明治学院大学・法政大学兼任講師でもある。著書に少女マンガ論『私の居場所はどこにあるの?』(河出書房新社)、マンガ家へのインタビュー&コラム集『少女マンガ魂』(白泉社)、編集担当本に『竹 宮惠子のマンガ教室』(筑摩書房)などがある。

 

伊藤公雄(いとう きみお)
1951年生まれ。京都大学教授。専門は社会学。『<男らしさ>のゆくえ-男性文化の文化社会学』(新曜社、1993年)『男性学入門』(作品社、1996年)などジェンダーに関する著作多数。またポピュラーカルチャー研究の確立にも力を入れている。

 

川村邦光(かわむら くにみつ)
1950年生まれ。大阪大学教授。専門は宗教学、民俗学。大正時代の婦人雑誌を分析した『オトメの身体』(紀伊国屋書店、1994年)ほか「オトメ3部作」など、女性文化に関する研究でも知られる。