《連載ぶろぐ》アラマタ館長のパオ~な日々[第7回目]「令和の師走がきたぞ、奇人も来たぞ、の巻」

 こんにちは、急に寒くなってきましたが、マンガ好きのみなさんはお元気ですか。
 館長は、まだ裸で海をおよいだりしてますので、バカです。でもダイビングが趣味だから、しかたがありません。

 え、もう師走?? 師が走ってくるシーズンですね。でも、このミュージアムには、師が走ってくるだけじゃなく、すごい奇人(ヘンなおじさんのことです)も飛んできます。なにしろ、明治の人なのにローラースケートをガンガンやってましたですから。
 つぎの「大マンガラクタ館」は、この三田平凡寺(みた・へいぼんじ)の登場です。なにしろ、とんでもない人なのに、家族なかよく、平凡に暮らすのがいい、と言ったくらいですから、そのすごさは常識じゃ測れません。

 平凡寺さんは仕事をやったことがありません。太平洋戦争のときは戦争をやってることも気がつきませんでした。では、何をしてたかといいますと、人生最大のぜいたく、「好きなこと」をしていました。

 まず、ゴミを集めてました。戯画(ギガ)つまり今のマンガもたくさん描いてました。川柳も落語も浮世絵もやってました。占いもできました。ドクロ💀も集めてました。お化けも好きでしたし、とってもオシャレな絵ハガキもたくさん作ってました。どれもがとてもおもしろい。

 でも、ただ浮かれさわいだだけではなく、洋書も読むし、古いニッポンの本も読みました。そういうことも、凡人には平凡すぎてよくわからないことばかり。でも、世界中から学者が教えを受けにやってきたのですから、本物でしょう。
 ほんとうにすごい人は、いつもそうです。わたしたちにはあそんでいるようにしか見えません。ですので、これまで平凡寺さんの展覧会をやりたくても、どこもできませんでした。
 そこで、館長は決めました。平凡寺さんのおもしろさを、マンガを読むようによくわかる展覧会をやりましょう。
 まずはわかりやすくて笑えるモノから展示していきますよ。
 みなさんも、三田平凡寺のどこがすばらしかったのか、ぜひとも見て、たしかめてくださいね。

それでは、よいクリスマスとお正月はマンガミュージアムへ。  館長より

 

 

(イラスト:べの字)



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