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© Geraldine Kosiak

フランスの新進気鋭のコミックス作家/アーティストの作品を紹介

ジェラルディン・コジアック展――近間CHIKAMA

この度、京都国際マンガミュージアムでは、フランスの新進気鋭のアーティスト・ジェラルディン・コジアック氏の作品を紹介する展覧会を開催します。

コジアック氏は、フランス政府が運営する京都のアーティスト・イン・レジデンス「関西日仏交流会館 ヴィラ九条山」に今年の1月から滞在し、創作活動に専念してきました。本展は、日本を描いた作品などを本人自身の監修によって紹介する、日本で初めての個展です。テーマは「近間」。「近い距離」、「近所」という意味です。

なお、本展は、「リュシー・アルボン展」(2009年)、「ピエール・ガイエフスキ展」(2010年)に引き続き、「関西日仏交流会館 ヴィラ九条山」滞在アーティストを紹介するシリーズの第3弾となっています。

期間

2012年5月26日(土)~7月17日(火)

◇午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
◇休館日:毎週水曜、6/25(月)~28(木)のメンテナンス期間

※5/26(土)午後3時からは、コジアック氏によるオープニング挨拶があります。

会場 京都国際マンガミュージアム 2階 ギャラリー6
料金

無料 ※ミュージアムへの入場料は別途必要です

展示内容

コジアック氏による日本をテーマにしたドローイングスケッチなど(一部複製) 約100点以上を、自らが展示構成した会場で紹介します。

ジェラルディン・コジアック氏〔プロフィール〕

1969年、フランス生まれ。アーティスト。

リヨン国立美術学校卒業直後より、数多くの作品集を出版、展覧会も多数開催している。処女作品集『J'ai peur(私は怖い)』は、アメリカ、スペイン、ギリシャでも出版された。

デッサンやテキスト、写真を組み合わせたスタイル。直観にもとづく作品作りにおいては、現実の事実や人物が、その現実性の脆さを露呈させるほどの入念さをもって描かれている。外面的には調和が保たれているものの、その絵には、生成の途上にある亡霊たちが住み着いているような印象を与えている。

現在は、2012年1月より「関西日仏交流会館 ヴィラ九条山」に滞在。

今年の3月には、コジアック氏の呼びかけにより、演出家や映像作家らとともに、東日本大震災の復興支援のためのアート・ブック『ECHOS 響き』を制作した。

また、当館で好評を博した「世界のコミックス作家が見た3.11」展(2012年3月7日~5月6日)にも出展作家の一人として参加している。

関西日仏交流会館 ヴィラ九条山

フランス外務省とフランス文化センター パリ本部(フランス外務省管轄下にあるフランス文化の対外振興機関)が、関西日仏学館を通して運営し、フランスにて既に実績のある芸術家や研究者らが、4~12箇月にわたって、日本に滞在するための施設として、1992年に開館。

厳しい審査の結果、選出された招聘者は日本の現実の中に溶け込みながら、各自のプロジェクトの実現に努める。

開館以来、現代芸術家や人文科学・社会科学研究などの幅広い分野より、200名を超えるアーティスト、研究者らを受け入れている。

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作品集の販売

5/26(土)午後3時より、会場にて、コジアック氏の呼びかけによって制作された、東日本大震災の復興支援のためのアート・ブック『ECHOS 響き』を販売します。(1,000円)

※販売は、同日のみの予定です。


※スケジュール・内容については変更の可能性があります。予めご了承ください。
-IMRC- 国際マンガ研究センター
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