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竹宮惠子監修 原画´(ダッシュ)展示シリーズ

凛々しく 可愛らしく

(開催地:東京・神保町)

退色しやすいデリケートなマンガ原稿の保存と公開を両立させるべく開発した精巧な複製原画・原画'(ゲンガ ダッシュ)。マンガ家で、京都精華大学学長(4月より着任)・マンガ学部教授の竹宮惠子氏を中心に、京都精華大学国際マンガ研究センター、京都国際マンガミュージアムとともに研究を進めております。2001年よりスタートした本プロジェクトでは、今日まで、国内外問わず、多数の原画'(ダッシュ)の展示を開催し、多くの方に、より身近に作品を楽しんでいただく機会を作って参りました。

今回は、2013年の夏に京都国際マンガミュージアムで開催した表記の展示を、東京・神保町の文房堂ギャラリーにて巡回開催するものとなります。出展作品は、2012年に原画'(ダッシュ)の制作をした藤井千秋、花村えい子、ちばてつやの3名の作品で、監修者でもある竹宮惠子の作品「地球へ...」の原画'(ダッシュ)も合わせて公開いたします。それぞれの時代に少女読者のあこがれだった、凛々しく可愛らしい主人公たちを、100点以上の原画'(ダッシュ)にてご堪能下さい。

本展は京都国際マンガミュージアムでの開催ではございません。
ご注意ください。

期間

2014年4月28日(月)~5月9日(金)      
◇午前10時~午後6時30分       
※4/29(火・祝)の午後4時以降は、イベント当選者のみの入場となります。

会場

文房堂ギャラリー

文房堂ギャラリー
(東京都千代田区神田神保町1-21-1 文房堂ビル4F)

料金 無料
出展作家

藤井千秋、花村えい子、ちばてつや、竹宮惠子(計4名・順不同)

内容

藤井千秋 原画'(ダッシュ) 31点
花村えい子 原画'(ダッシュ) 31点
ちばてつや 原画'(ダッシュ) 32点
竹宮惠子 原画'(ダッシュ) 新作含む約30点

2013年に京都国際マンガミュージアムで開催の展覧会報告はこちら(IMRCページ内)

関連イベント

花村えい子×ちばてつや×竹宮惠子 スペシャル座談会

本プロジェクトの監修者である竹宮惠子と出展作家の花村えい子、ちばてつやによるトークショーを開催。

日時 2014年4月29日(火・祝)午後4時~6時
会場 文房堂ギャラリー
料金 無料
定員 50名
参加方法

往復はがき

※申込受付終了

事前申込制

郵便往復はがき(私製を除く)に、必要事項(下記参照)を記入のうえ申込。
申込者多数の場合は抽選になります。
※ 締切:3月31日(月)消印有効
※ 返信発送:4月13日 (日)予定

必要事項

往信表面

〒604-0846
京都市中京区烏丸通御池上ル 
京都国際マンガミュージアム「原画ダッシュ」係

往信裏面

「原画ダッシュ」係とし,
①郵便番号 ②住所 ③申込者氏名 ④電話番号
⑤参加者全員氏名(1枚につき2名まで申込可)

返信表面

①返信先の郵便番号と住所 ②申込者氏名
※裏面は白紙のまま

諸注意事項

※イベント会場では、より多くのお客様に入っていただくため、床に座っていただく場合もございます。
対応可能な服装でお越しください。

※サイン会は予定しておりません。

※当日は午後4時までに会場にお越しいただくようお願いいたします。
詳細は返信ハガキに記載しますので、予めお読みいただきお越しください。

原画'(ダッシュ)について

原画'(ダッシュ)とは、コンピュータにマンガ原稿を取り込み、綿密に色調整を重ねた上で印刷した、精巧な複製原画。描線の濃淡や色彩の階調など微妙な細部まで再現し、原画と並べても見分けがつかない程の精度を持つ。マンガ「風と木の詩」「地球へ...」などの作者で、京都精華大学マンガ学部教授の竹宮惠子が中心となって研究を進め、退色しやすいデリケートなマンガ原稿の保存と公開を両立させるために開発。2001年より、京都精華大学と共同で研究を開始し、現在では、京都清華大学の国際マンガ研究センターと共同で研究を進めている。

≫ 『原画ダッシュプロジェクト』IMRC(国際マンガ研究センター)ページはこちら
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「おでかけ」© 藤井千秋

藤井千秋(ふじい ちあき)について

岐阜県生まれ、京都育ち。1941年京都絵画専門学校(現・京都芸大)入学。その後『少女の友』と専属契約を結び挿絵画家としてデビュー、一世を風靡する。フリーの挿絵画家となってからは『女学生の友』を中心に活躍。「千秋プリント」と呼ばれるハンカチやスカーフ、文房具などが多数作られ人気となる。童話の挿絵も多く描いた。戦後の美少女を描き「最後の抒情画家」とも評される。

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「霧のなかの少女」© 花村えい子

花村えい子(はなむら えいこ)について

埼玉県生まれ。1959年、貸本『虹』に「紫の妖精」を寄稿しデビュー。1966年『週刊マーガレット』で「霧のなかの少女」を連載、テレビドラマ化もされ大ヒットした。その後女性誌へと活躍の場を移し、長編歴史ものなども描く。2007年パリの「ソシエテ・ナショナル・デ・ボザール」展で特別賞受賞。同展では、初の日本人マンガ家として特別展示を行い、正会員に承認される。
2012年、小学館マンガ古典文学シリーズ「源氏物語(上・中・下)」が刊行された。

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「ユキの太陽」© ちばてつや

ちばてつや について

東京生まれ。1950年マンガ同人誌『漫画クラブ』に参加。1956年プロデビュー。1968年『週刊少年マガジン』に連載された「あしたのジョー」は大ヒットし社会現象となる。1962年「1・2・3と4・5・ロク」で講談社児童まんが賞、2001年、これまでの作品に対して文部科学大臣賞、他多数受賞。現在は文星芸術大学教授として教鞭を執る傍ら、日本漫画家協会理事長をつとめる。

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「地球へ...」© 竹宮惠子

竹宮惠子(たけみや けいこ)について

徳島県生まれ。1967年『COM』月例新人賞佳作入選を経て、翌年『週刊マーガレット増刊』掲載の「りんごの罪」で本格デビュー。「花の24年組」の一人として新世代の少女マンガをリードし、1979年度に「風と木の詩」「地球へ...」での2作品で小学館漫画賞受賞。現在は、京都精華大学学長およびマンガ学部教授として、後進の育成に日々務めている。

※スケジュール・出演者・内容などについては変更の可能性があります。予めご了承ください。

-IMRC- 国際マンガ研究センター
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