コミックスを描く女性たち

セレクションギャラリー マンガ古今東西

「コミックスを描く女性たち
 ―アメリカの女性アーティストたちの100年」展

知られざるアメリカ女性コミックスの世界

本展は、コミックス大国のひとつであるアメリカで、はじめて女性コミック・アーティストにスポットライトを当てた展覧会です。19世紀末から20世紀にかけて活躍し、コミックス文化のみならず、当時の女性文化にも大きく貢献した女性たちとその作品を紹介します。女性コミック・アーティストでコミックスの歴史研究家でもあるトリナ・ロビンスによるこの展覧会は、2001年のドイツでの初開催以来、世界各地をめぐり、メディアにも大きく取り上げられ高く評価されました。

期間 2009年12月18日(金)~2010年3月7日(日)
(ご好評につき延長しました)
◇開館時間: 午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
◇休館日:
  水曜日、12/24(木)、12/28(月)~1/3(日)、2/22(月)~25(木)
  ※12/23(水)は祝日のため開館
  ※1/25(月)・26(火)、2/1(月)・2(火)は臨時休館、1/27(水)は臨時開館
会場 京都国際マンガミュージアム 2階 ギャラリー1・2
料金 無料
※ミュージアムへの入場料は別途必要です
展示作品 20世紀初頭から2000年代までの、女性作家によるアメリカン・コミックス原画約50点以上
展示構成 (1) フラッパーと世界大恐慌
(2) 第2次世界大戦時の強い女性たち
(3) 1940年代~1950年代のティーンエイジャー
(4) ブレンダ・スター
(5) ロマンス
(6) メインストリーム
(7) アンダーグラウンド初期とサイケデリック
(8) 女性たちのコミックス
(9) ガールズ・コミックス復活の試み
(10) 現代のレズビアン・コミックス
(11) 新聞漫画
(12) 21世紀の女性たちによるアメリカン・コミックス

関連イベント


オープニング記念対談

「日本女性マンガ・
  アメリカ女性コミックスの転換期としての70年代」

上記展覧会のオープニングイベントとして、同展の企画者であるトリナ・ロビンスと、「風と木の詩」などで70年代の少女マンガに革命を起こしたマンガ家であり、京都精華大学マンガ学部長でもある竹宮惠子氏が、上記のテーマについて対談します。

日時 2009年12月17日(木) 午後3時30分~5時50分
会場 京都国際マンガミュージアム 1階 多目的映像ホール
料金 無料
※ミュージアムへの入場料は別途必要です
定員 200名 (申込不要、先着順)
出演 竹宮惠子氏 (マンガ家・京都精華大学マンガ学部長)
トリナ・ロビンス氏 (コミックス作家・女性コミックス研究家)
大城房美氏 (筑紫女学園大学文学部准教授、女性コミックス研究) (司会)

公開研究会

SHE DRAWS「女性が描く」~
「コミックスを描く女性たち」原画展 バレンタイン研究会

コミックスが男性の文化と捉えられていたアメリカにおいて、女性たちが描いた100年に渡る原画を集めた本展を記念して、SHE DRAWS 研究会を開催します。本研究会では、コミックスやマンガに加え、アニメなど他のメディアとの関係からも、「女性が描く」ということを考えます。マンガがグローバルなメディアとして認知されスタイルとして広まると同時に、より多くの女性作者や読者がそこへ参入するようになってきました。一方で、同様に広く世界で受容されているアニメの監督は、なぜ男性ばかりなのでしょう?バレンタインデーに「女性たちの声」を検証します。

>>詳細はこちら

日時 2010年2月14日(日) 午後2時~5時
会場 京都国際マンガミュージアム 3階 研究室1
料金 無料

共催:女性MANGA研究プロジェクト
助成:科学研究費補助金(基盤研究(B)「女性MANGA研究:主体性表現の可能性とグローバル化――欧米/日本/アジア」(代表:大城房美、筑紫女学園大学准教授)助成事業
協力:日本マンガ学会国際交流委員会/海外マンガ交流部会

-IMRC- 国際マンガ研究センター
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