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竹宮惠子監修 原画´(ダッシュ)展示シリーズ

青年マンガの世界

京都国際マンガミュージアムでは、退色等劣化しやすいデリケートなマンガ原稿の保存と公開を両立させるべく、平成13年より精巧な複製原画を研究・制作する原画'(ダッシュ)プロジェクトを実施しております。

マンガ家で、京都精華大学学長の竹宮惠子氏をプロジェクトリーダーに、京都精華大学国際マンガ研究センターとの共同研究として、国内外で展覧会や関連イベントを行うなど、数々の実績を残しています。

このたびはその一環として、新しく作られた平田弘史・ながやす巧・村上もとか3名の原画を元にした原画'(ダッシュ)と、竹宮惠子の原画'(ダッシュ)を展示いたします。

また、今回出展のながやす巧「壬生義士伝」に登場する名刀「大和守安定」の真剣が再製作され、展示されるのも見どころのひとつです。

これまで少女マンガを主な対象としてきた本プロジェクトで、青年マンガ作品をご紹介するのは今回が初めてとなります。少女マンガとは一味違う青年マンガの魅力をご堪能ください。

開催期間

2015年11月21日(土)~2016年2月9日(火)
◇午前10時~午後6時(最終入館は午後5時30分)
◇休館日:水曜(12月23日除く)、12/24、 12/28~1/3

会場 京都国際マンガミュージアム 2階 ギャラリー4、ギャラリー6
料金 無料 ※ミュージアムへの入場料は別途必要です
出展作家

平田弘史、ながやす巧、村上もとか、竹宮惠子(順不同)

内容

平田弘史 原画'(ダッシュ)32点
ながやす巧 原画'(ダッシュ)32点
村上もとか 原画'(ダッシュ)35点
竹宮惠子 原画'(ダッシュ)約20点
ながやす巧「壬生義士伝」に登場する名刀「大和守安定」の 再製作品(真剣)
その他雑誌など

関連イベント

平田弘史 サイン会

本展覧会出展作家の一人である平田弘史のサイン会を開催。

日時 2015年12月6日(日)午後2時~4時
会場 京都国際マンガミュージアム 1階 多目的映像ホール
定員 100名(先着順)
参加方法 事前申込不要

※当日午前10時より、館内特設ショップで対象書籍(「薩摩義士伝 1~5巻」(リイド社)各952円+税、「黒田・三十六計 1~8巻」(リイド社)各838円+税のいずれか1冊)をご購入いただいた先着100名に、参加券を配布。

※在庫の状況によっては、ご希望の書籍をご購入いただけない場合もございます。
※色紙など対象書籍以外へのサインはご遠慮いただいております。

ながやす巧 サイン本お渡し会

本展覧会出展作家の一人であるながやす巧のサイン本お渡し会を開催。

日時 2016年1月10日(日)午後2時~4時
会場 京都国際マンガミュージアム 1階 多目的映像ホール
定員 100名(先着順)
参加方法 事前申込不要

※当日午前10時より、館内特設ショップで対象書籍(「ながやす巧の世界」(ホーム社)2,000円+税)をご購入いただいた先着100名に、サイン本引換券を配布。 その後、ご本人よりサイン本入対象書籍をお渡しします。

村上もとか×竹宮惠子 トークショー

出展作家の村上もとかと本プロジェクトの監修者である竹宮惠子によるトークショーを開催。

日時 2016年1月31日(日)午後2時~4時
会場 京都国際マンガミュージアム 1階 多目的映像ホール
定員 200名(先着順)
参加方法 事前申込不要
※当日午前10時より、ミュージアム館内にて整理券を配布。

村上もとか×竹宮惠子 サイン会

出展作家の村上もとかと本プロジェクトの監修者である竹宮惠子によるサイン会を「村上もとか×竹宮惠子 トークショー」後に開催が決定!(2016.1.15更新)

日時 2016年1月31日(日)午後4時30分~5時30分
会場 京都国際マンガミュージアム 1階 多目的映像ホール
定員 各80名(先着順)
参加方法

当日午前10時より、ミュージアムショップにて対象書籍(村上もとか「蠢太郎」(小学館)933円+税、竹宮惠子「少年の名はジルベール」(小学館)1,400円+税)をご購入いただいた先着各80名に、サイン会整理券が配布されます。

※多くの方にサイン会に参加いただけるよう、サイン会整理券の配布はお一人さま各先生につき1枚とさせていただきます。

※サインは対象書籍にのみ行います。他の色紙、書籍等へのサインはお断りいたします。

原画'(ダッシュ)について

原画'(ダッシュ)とは、コンピュータにマンガ原稿を取り込み、綿密に色調整を重ねた上で印刷した、精巧な複製原画。描線の濃淡や色彩の階調など微妙な細部まで再現し、原画と並べても見分けがつかない程の精度を持つ。マンガ「風と木の詩」「地球へ...」などの作者で、京都精華大学マンガ学部教授の竹宮惠子が中心となって研究を進め、退色等劣化しやすいデリケートなマンガ原稿の保存と公開を両立させるために開発された。2001年より研究を開始、現在は、京都精華大学国際マンガ研究センターを中心にプロジェクトを進めている。

≫ 『原画ダッシュプロジェクト』IMRC(国際マンガ研究センター)ページはこちら
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「落城の譜」© 平田弘史

平田弘史(ひらた ひろし)

1937年東京都生まれ。1958年,短編貸本マンガ誌『魔像』に「愛憎必殺剣」を掲載しデビュー。その後、『魔像』や『コミックMagazine』などの雑誌で時代劇画を中心に発表。写実的で迫力あふれる作風で,武士道を語る作品を描き続け,日本国内はもちろん,海外でも高い評価を得ている。2013年には,全業績により日本漫画家協会賞文部科学大臣賞を受賞した。

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「壬生義士伝」© ながやす巧/浅田次郎

ながやす巧(ながやす たくみ)

1949年長崎県生まれ。貸本劇画作家としてデビュー後,1969年に「男になれ」を『増刊少年サンデー』に発表後は,大手出版社による少年誌,青年誌を中心に活躍を続ける。緻密な描写と圧倒的な画力には定評がある。代表作には「愛と誠」(原作:梶原一騎),「鉄道員(ぽっぽや)」(原作・浅田次郎),そして第39回日本漫画家協会賞・優秀賞を受賞するきっかけとなった「壬生義士伝」(原作・浅田次郎)などがある。

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「ヘヴィ」© 村上もとか

村上もとか(むらかみ もとか)

1951年東京都生まれ。1972年『週刊少年ジャンプ』にて「燃えて走れ」でデビュー。1981年から『週刊少年サンデー』に連載された「六三四の剣」が大ヒット,アニメ化やゲーム化もされ,剣道ブームの火付け役となった。1982年「岳人列伝」で講談社漫画賞,2011年「JIN-仁-」で手塚治虫文化賞,他多数受賞。代表作の「龍-RON-」と「JIN-仁-」はドラマ化された。

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「イズァローン伝説」© 竹宮惠子

竹宮惠子(たけみや けいこ)

1950年徳島県生まれ。1967年『COM』月例新人賞佳作入選を経て,翌年『週刊マーガレット増刊』掲載の「りんごの罪」で本格デビュー。「花の24年組」の一人として新世代の少女マンガをリードし,1979年度に「風と木の詩」「地球へ...」での2作品で小学館漫画賞受賞。2000年,京都精華大学の教授に着任,現在は,同学学長として,後進の育成に務めている。

※スケジュール・出演者・内容などについては変更の可能性があります。予めご了承ください。

-IMRC- 国際マンガ研究センター
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