第29回日本医学会総会2015 関西・京都国際マンガミュージアム共同企画展示

医師たちのブラック・ジャック展

ブラック・ジャック © Tezuka Productions

1973年から『週刊少年チャンピオン』に連載された「ブラック・ジャック」は、医師免許を有していた手塚治虫がその知識を遺憾なく発揮した医療マンガの代名詞として、40年たった現在でも多くのファンに愛され続けています。それは医療現場の医師たちにおいても同じです。

この度、京都国際マンガミュージアムで開催する本展は、その医師たちの「ブラック・ジャック」に対する思いを名シーンとともに紹介する展覧会です。

日時 2015年2月28日(土)~ 5月10日(日)
◇午前10時 ~ 午後6時(最終入館は午後5時30分)
◇休館日:毎週水曜日(但し4/1、29、5/6は開館)、
4月30日、5月7日
会場 京都国際マンガミュージアム 2階 ギャラリー1・2・3
料金 無料 ※ミュージアムへの入場料は別途必要です

展示内容

  • 医師が選ぶ「ブラック・ジャック」の名シーンパネル16点を展示

    第一線で活躍中の医師らが選んだ「ブラック・ジャック」の名シーンを選者のコメントとともにパネルで紹介
  • 三浦みつる(「The・かぼちゃワイン」)による「ブラック・ジャックREAL~感動の医療体験談~」原稿展示

    「ブラック・ジャックREAL~感動の医療体験談~」第五話「まもりたいもの」のマンガ原稿(複製)32ページを展示

    「ブラック・ジャックREAL~感動の医療体験談~」について

    「ブラック・ジャック」の誕生40周年を記念し、医療関係者が体験した感動的な実話を原案とし、かつてアシスタントとして、師・手塚治虫とともに「ブラック・ジャック」を作り上げた、石坂啓(「キスより簡単」)、小谷憲一(「テニスボーイ」)、わたべ淳(「レモンエンジェル」)ら6名の作家が描いた短編コミック作品集。

  • 「ブラック・ジャック」人気作品ベスト40パネル展示

    「ブラック・ジャック」40周年を記念して、2013年に実施された読者が選ぶ ベストストーリー40をパネルで紹介
  • 記念撮影コーナー

    本格的な手術室を再現したコーナーでは、ブラック・ジャックと記念撮影が可能。記念撮影時に手術着などの貸出(無料)も実施。
  • 「医学史展」コーナー

    「第29回日本医学会総会2015関西」の一企画展として京都大学総合博物館(京都市左京区)で開催される「医学史展」(2015年2月11日~4月12日)と連動した昭和初期の貴重な医療器具数点の展示。

関連グッズ(4月4日(土)から発売スタート)

ブラック・ジャック
書籍名 「医師たちのブラック・ジャック展」手塚治虫O(オー)マガジン

仕 様

B5判マガジンサイズ(182mm×257mm)
くるみ製本(カバーはありません) 312ページ
内 容 「医師たちのブラック・ジャック展」で展示中の医師たちのパネル画像と医師たちの選んだ「ブラック・ジャック」作品13話を掲載
価 格 1,600円+税

※先行発売


【お知らせ】(2015/4/2)

「医師たちのブラック・ジャック展」手塚治虫O(オー)マガジンについて、現在大変多くのお問い合わせをいただいております。
より多くのお客様にご購入をしていただく為、発売スタートの4/4(土)~4/13(月)の期間は、お一人様5冊までの購入とさせていただきます。
4/4(土)までに500冊、4/9(木)までに500冊の入荷を予定しており、4/14(火)以降にも再入荷を予定しております。当該商品は限定品ではありませんので、4/14(火)以降におきましては、冊数の制限なくご購入いただけます。予めご了承ください。

ブラック・ジャック
ポストカード(5種) 各150円+税 ※限定発売

ブラック・ジャック

Wall Story(2種) 
各800円+税 ※限定発売

ブラック・ジャック

Tシャツ(S/M/L/XL)
各2,800円+税 ※先行発売

ブラック・ジャック

マグカップ  
1,500円+税 ※先行発売 

ブラック・ジャック

吸水コースター(2種) 
各850円+税 ※先行発売

ブラック・ジャック

ステッカー  
500円+税 ※先行発売

ブラック・ジャック

キーホルダー 
650円+税 ※先行発売


手塚治虫について

手塚治虫は、1928年11月3日、大阪府豊中市に3人兄弟の長男として生まれた。

開放的な家庭に育ち、漫画とアニメーションに親しみ、機智に富んだ想像力豊かな少年であった。

また昆虫をこよなく愛し、ファーブルを思わせる少年でもあった。自身のペンネームに「虫」という字を当てたことでも、その興味の程がわかる。

戦争体験から生命の尊さを深く知り、医学の道を志して後年医学博士になるが結局彼自身が一番望んだ職業を選んだ。

すなわち漫画家、アニメーション作家である。手塚治虫が創作した漫画とアニメーションが、第2次世界大戦後の日本の青少年の精神形成の過程で果たした役割は計り知れない。

手塚は、それまでの我が国の漫画の概念を変え、数々の新しい表現方法でストーリー漫画を確立し、漫画を魅力的な芸術にした。また、彼の作品は、文学や映画をはじめ、あらゆるジャンルに影響を与えた。

同時にアニメーションにおいても、漫画におけるそれに勝るとも劣らない大きな足跡を残した。

我が国初の連続TVアニメーション「鉄腕アトム」や、連続TVカラーアニメーション「ジャングル大帝」、2時間TVアニメの「バンダーブック」など、これらの作品の愛すべきキャラクター達は、TVを通じて日本中を席巻し、アニメーションを大衆に深く浸透させることになった。

また手塚の作品は、アメリカ、ヨーロッパ、アジアの各国にも輸出され、世界の子供達の夢を育んだ。加えて大人向け長編アニメの制作など、アニメのあらゆる可能性にチャレンジした。

これらのTVアニメ、商業アニメにおける業績に加え、晩年は、実験アニメにおいても国際的に大きな評価を得た。

それらのすべての作品には、手塚の永遠のテーマである生命の尊さが貫かれている。

偉大な文化の創造者である手塚は、立ち止ることを知らず、常に大いなる開拓精神と飽くなき情熱と未来を見つめる確かな眼差しを持って、その生涯を走り抜けた。

1989年2月9日、その60年の生涯を閉じた。 

手塚プロダクション公式ホームページより」

ブラック・ジャックについて

無免許の天才外科医ブラック・ジャックが活躍する医学ドラマです。

ブラック・ジャックは、天才的な外科手術の技術を持ち、死の危機にさらされた重症の患者を、いつも奇跡的に助けます。

しかしその代価として、いつも莫大な代金を請求するのです。そのため、医学界では、その存在すらも否定されています。

人里離れた荒野の診療所に、自ら命を助けた助手のピノコとともに、ひっそりと暮らすブラック・ジャック。

彼の元には、今日も、あらゆる医者から見放された患者たちが、最後の望みを託してやってくるのです。

手塚プロダクション公式ホームページより」

日本医学会総会について

日本医学会総会は、日本医学会が日本医師会と協力して医学および医学関連領域の進歩・発展を図り、学術面、実践面から医学・医療における重要課題を総合的に討議することを目的としています。明治35年に東京で第1回が開催されて以来4年ごとに開催されており、今回が29回に当たります。京都での開催は、第23回総会(平成3年4月)以来24年振りとなります。なお、今回は主要な会場は京都でありますが全関西(6府県)地区が協力して開催したいと考えています。それは自治体の関西広域連合が発足しましたし、国際戦略総合特区も京阪神地区が指定を受けているからであります。

現在、日本医学会は122の分科会を擁しています。日本医学会総会はこれらと連合し、分科会における最新の成果を統合し紹介する場を提供します。今日のように、医学、医療が高度に専門化、細分化する一方、社会や社会制度におけるその重要度がますます高まる中、日本医学会総会は、日本医学の叡智を結集し、新しい未来を切り開く場として、医学・医療の世界にとどまらず社会全体にとっての重要な責務を担うと同時に、また課題解決の場として期待されています。

第29回日本医学会総会2015 関西公式ホームページより」

医総会WEEK(2015/4/4~4/12)についてはこちら

医総会WEEK 関連イベント「養老孟司先生トークサロン」についてはこちら

※スケジュール・内容については変更の可能性があります。予めご了承ください。
-IMRC- 国際マンガ研究センター
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